一年の締めくくりに。技術と感謝を胸に、来年へ。|㈱大和電機工作所 中途採用ブログ
名古屋の冬空の下で
12月も半ばを過ぎると、名古屋の街はどこか穏やかになります。
オフィス街では年末の挨拶が飛び交い、
トラックの荷台には正月用品が並びはじめる。
冷たい風の中に、1年を締めくくる特有の空気。
そんな中でも、私たち㈱大和電機工作所の工場にはいつも通り明かりが灯っています。
「今年もいろんな車を直したね」
「年内あと少し、頑張ろうか」
そんな言葉を交わしながら、
社員たちはいつも通りの手順で最後の点検を進めます。
年の瀬の静けさの中に、確かな充実感が漂っています。
ひとつの仕事に込められた想い
「電装の仕事は、1台1台が真剣勝負です」
そう話すのは、入社10年目の技術者・Mさん。
冷凍車、重機、除雪車、バス──扱う車種は多岐にわたります。
どの車も、動かなければ誰かの仕事が止まってしまう。
だからこそ、「今日も確実に動くように」。
その想いを胸に、1年を通して現場に立ち続けてきました。
「冬は本当に大変なんです。
手がかじかんでも、配線を触らないといけないし。
でも、冷凍機が動いた瞬間、“よし!”って声が出るんです」
その言葉には、仕事への誇りと責任感がにじみます。
仲間と支え合い、乗り越えた一年
この1年も、決して楽な日ばかりではありませんでした。
真夏の暑さ、突然の豪雨、そして冬の寒波。
現場は常に変化します。
それでも、どんな日もチームで乗り越えてきました。
「新人が困ってたら、先に手を出してあげる」
「お互い様だから、次は自分がフォローする」
そんな助け合いの文化が、この職場には根づいています。
時には作業の合間に笑いが起き、
時には無言で背中を預ける。
技術だけでなく、“人”の温かさで成り立っているのが大和電機の現場です。
冬の現場に流れる“静かな熱”
12月後半、最も冷え込む時期。
朝7時前、工場のシャッターを開けると、
白い息がふわりと立ち上がります。
整備士たちは黙々と作業を始め、
手のひらを温めながら電線をチェックする。
「寒いけど、やっぱり現場は落ち着く」
そんな声が自然とこぼれます。
冷たい風が吹く中でも、
胸の中には確かな“熱”が流れています。
それは、“自分の仕事が誰かの役に立っている”という実感。
大きなことをしているわけではないけれど、
誰かの「今日」を動かしている。
その誇りが、彼らを前へと進ませます。
感謝が積み重なる会社
大和電機では、年の最後に全員で工場を掃除します。
工具を磨き、床を拭き、作業台を整える。
1年間使ってきた道具たちに「ありがとう」を込めて。
「1年を振り返ると、ほんといろんなことがあったよね」
「新人が一人前になったなって思う瞬間、嬉しいね」
そんな会話をしながら、
社員たちは自然と笑顔になります。
終わりが近づくこの時期、
社内には「おつかれさま」「ありがとう」の言葉が飛び交います。
それは、1年間一緒に頑張ってきた仲間への感謝。
“人が人を支える”という会社の原点を、
この年末にもう一度感じられる瞬間です。
技術は変わっても、心は変わらない
車の世界は進化を続けています。
EV・自動運転・AI制御──
電装技術の領域も年々広がり、学ぶことは尽きません。
けれど、大和電機が大切にしているのは、
「人の手で支える」「人の想いで整える」こと。
どんなに技術が進んでも、
そこに“人の温もり”がなければ、信頼は生まれません。
お客様からの「ありがとう」も、
一緒に働く仲間からの「助かったよ」も、
すべてが明日への力になる。
技術と感謝を胸に、
私たちはこれからも誠実に仕事を続けていきます。
来年への期待、新しい仲間へ
「来年も、たくさんの“ありがとう”をもらえる一年にしたい」
これは、社員たちが毎年口にする言葉です。
大和電機工作所には、年齢も経験もさまざまな社員がいます。
整備士、電装エンジニア、営業。
それぞれの立場で、同じ方向を見て働いています。
そして、どの社員にも共通しているのは“誠実さ”。
仕事に真面目で、仲間を大切にし、
自分の成長を楽しめる人たちです。
「未経験から始めたい」
「名古屋で腰を据えて働きたい」
──そんな想いがある方なら、きっとこの場所で輝けます。
新しい年を迎えるこの時期、
自分の働き方を見つめ直す方も多いと思います。
もし“安定とやりがいの両立”を求めているなら、
ぜひ私たちの扉をノックしてみてください。
年の終わりに思うこと
仕事納めの日。
工場のシャッターをゆっくり閉めながら、
一年の思い出が静かに頭をよぎります。
真夏の暑さに汗をぬぐい、
台風前に車両を急ピッチで仕上げた日。
初めて新人が一人で修理を完了させた日。
そして、冬の夜に聞いた「ありがとう」の一言。
そのどれもが、大和電機の一年を支えてきた証です。
「また来年も、この仲間と一緒に頑張ろう」
誰かがそうつぶやき、みんながうなずく。
そんな瞬間に、この会社の“温度”が詰まっています。
新しい年、またここから
年が明ければ、新しい挑戦が始まります。
新しい車、新しい技術、新しい仲間。
どんな変化があっても、
この会社には「人を大切にする」文化が息づいています。
誠実に、丁寧に、真っすぐに。
その姿勢を胸に、また一台の車と向き合う。
“ありがとう”を積み重ねていく日々の中に、
私たちの未来があります。
名古屋の冬空の下で、
今日もエンジンの音が力強く響いています。
その音に背中を押されながら、
私たちは新しい一年を迎えます。
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