トラックから特殊車両まで。電装の力で支える“動く冬”|㈱大和電機工作所 中途採用ブログ
冬の朝、名古屋の街に響くエンジン音
12月の名古屋。
空気がきりりと冷たく、吐く息が白く浮かぶ季節。
夜明け前から動き出すトラックのエンジン音が、
冬の街に「今日も社会が動いている」ことを知らせます。
私たち㈱大和電機工作所の仕事は、
そんな“動く社会”を止めないための裏方です。
冷凍車、トレーラー、建設車両、除雪車──
どれも人の暮らしや産業を支える重要な車両。
私たちは、その電装部分を整え、修理し、
“動き続ける力”を支えています。
電装技術は「見えないけれど欠かせない」仕事
電装とは、車両の中に流れる電気のすべて。
ライトや冷凍機、カメラ、センサー、警報装置。
それらが正常に動くことで、初めて車は安全に走ることができます。
「エンジンは動いているのに冷凍機が止まった」
「警報装置が鳴らない」
「バックカメラの映像が映らない」
どれも一見小さなトラブルに見えますが、
現場では一つ一つが命に関わることもある。
だからこそ、電装技術者の仕事には責任と誇りがあります。
冬場は特にトラブルが増える時期。
寒さでバッテリーが弱り、冷凍機の負荷も上がる。
そんなとき、私たちは現場へ駆けつけ、
冷たい風の中で工具を握ります。
「これでまた走れる」
お客様の笑顔とともにエンジン音が響く瞬間、
心の底から“やってよかった”と思えるのです。
どんな車も直せる、それが大和電機の強み
当社の特徴は、取り扱う車種の幅広さにあります。
冷凍車・トラック・バス・重機・消防車・除雪車・工事車両──
「動くもの」に関わる電装であれば、
どんな分野にも対応できる技術があります。
新車の装備取り付けから古い車両のリニューアルまで、
依頼内容はさまざま。
「この車、もう部品がないんだけど…」
と相談を受けたときでも、
知識と経験を生かして代替案を考え、
“直す方法”を見つけ出します。
それができるのは、長年の経験と確かな技術があるからこそ。
私たちは“機械と対話するように”トラブルの原因を探り、
一台一台の車両に心を込めて向き合っています。
現場で磨かれる“応用力”と“判断力”
電装の仕事は、毎回が違う現場。
トラブルの原因は同じように見えても、
車種・年式・使用環境によって解決方法が変わります。
たとえば、冷凍装置が動かない場合。
単に配線が切れているのか、センサーの故障なのか、
電流の流れを見ながら慎重に判断します。
「ひとつの答え」がないからこそ、面白い。
経験を積むほどに、直感と技術のバランスが身についていきます。
先輩たちは言います。
「この仕事の魅力は、“考える整備”であること」
手を動かしながら、頭を使い、
お客様の課題を一緒に解決していく。
その感覚は、他の職種ではなかなか味わえません。
仲間との連携が、品質をつくる
冬の現場は過酷です。
冷たい金属を扱い、手がかじかむ中での作業。
しかし、大和電機では「一人で抱え込む」ことはありません。
「〇〇さん、こっち手伝いましょうか」
「この配線、俺見ておきますよ」
そんな声が自然と飛び交います。
経験豊富なベテランが新人を支え、
チーム全体で品質を高めていく。
それが当社のスタイルです。
作業が終われば「お疲れさま、寒かったね」と声を掛け合い、
小さな達成感を共有する。
その積み重ねが、信頼と一体感を育てています。
名古屋という土地で、誇りをもって働く
名古屋は、自動車・物流・製造が盛んな地域。
多くの車両がこの街を拠点に動いています。
だからこそ、電装の仕事が欠かせません。
私たちはこの街の一員として、
地域産業の“縁の下の力持ち”であることに誇りを感じています。
転勤はなく、現場のほとんどが愛知県内。
地元に根づき、安定した環境で長く働ける。
それが、働く人たちのモチベーションにもなっています。
「自分が直した車が、またこの街を走っている」
そんな瞬間を見るたびに、
名古屋で働くことの価値を実感します。
冬にこそ感じる、“仕事の温度”
寒さが厳しくなるほど、車も人も負荷がかかります。
しかし、それだけにやりがいも大きくなるのが冬の現場です。
夜明け前、凍えるような寒さの中での修理作業。
手は冷たくても、心は不思議と温かい。
「この車が動かなければ、明日の仕事が進まない」
そんな思いで現場に立つお客様の横顔を見れば、
自然と力が入ります。
“動く社会”を止めない。
それが私たちの使命であり、誇りです。
安定した仕事量と、働きやすさの両立
冬は繁忙期ですが、無理なスケジュールはありません。
安全と品質を第一に、チームで計画的に対応しています。
年間を通じて仕事量が安定しているのも、
長年の信頼関係によるリピート依頼が多いから。
大手企業や公共案件も多く、
景気に左右されにくいのが大和電機の強みです。
また、残業は月10時間未満が基本。
現場を終えた後は、家でゆっくり温かい食事を取れる。
「家族との時間も大切にできる職場」──
それが社員全員の共通の実感です。
未来を動かす電装技術へ
車の世界は、今まさに大きな転換期を迎えています。
EV・自動運転・デジタル制御。
電装技術の進化は、これからの車社会の中心です。
大和電機工作所でも、新しい技術への対応を進め、
社員全員が“未来の整備士”として成長しています。
ベテランの経験と若手の柔軟さ。
その両方を融合し、次の時代の電装をつくる。
名古屋で、地域に根ざしながら最先端の仕事に挑む。
そのチャンスが、ここにはあります。
“働く車”を支えるプロとして
私たちの仕事は、華やかではありません。
でも、誰かの生活を動かす確かな仕事です。
冷凍食品を運ぶトラック。
建設現場で動く重機。
雪の道路を守る除雪車。
どれも、大和電機の技術が関わっています。
「動くことが当たり前」を支える。
それが、私たちが冬の寒さの中でも誇りを持って働く理由です。
今年の冬もまた、名古屋の街を走る車たちが止まらないように。
一人ひとりの手で、社会を温めていきます。
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